ぶらり見て歩記
三重県伊賀市


09上野天神祭・本祭




花冠かかん

しるし:鞨鼓かっこ 上野西町










































花冠(かかん)


文政2年(1819)に新造されました。
天水引幕は「霊獣百卉図」(緋羅紗地に刺繍)
水引幕は「蘭亭曲水の宴図」(刺繍)
胴幕・後幕は応挙十哲の一人渡辺南岳下絵による「神牛に老梅図」(緋羅紗地に刺繍)
他に旧前幕の「雲龍文」(17世紀中期)等がある。

囃子は祇園囃子で、神楽・唐子・久地囃子・朝日・獅子・一二三・流し・三段留之手等の
曲目があります。




しるし:鞨鼓(かっこ)


「諫鼓」とも称します。文久3年(1863)に修繕新造。「諫鼓苔深、鳥不驚」
云々の由緒書が残されています。
胴幕の「西洋花瓶文」は19世紀前期の英国よりの渡来品。勾欄擬宝珠は津の名工
工藤延壽の作。欄縁錺金具はだんじりの欄縁錺金具「四神文」と同一工人による
「十二支文」です。




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