ぶらり見て歩記 | 三重県伊賀市
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文政2年(1819)に新造されました。 天水引幕は「霊獣百卉図」(緋羅紗地に刺繍) 水引幕は「蘭亭曲水の宴図」(刺繍) 胴幕・後幕は応挙十哲の一人渡辺南岳下絵による「神牛に老梅図」(緋羅紗地に刺繍) 他に旧前幕の「雲龍文」(17世紀中期)等がある。 囃子は祇園囃子で、神楽・唐子・久地囃子・朝日・獅子・一二三・流し・三段留之手等の 曲目があります。 しるし:
「諫鼓」とも称します。文久3年(1863)に修繕新造。「諫鼓苔深、鳥不驚」 云々の由緒書が残されています。 胴幕の「西洋花瓶文」は19世紀前期の英国よりの渡来品。勾欄擬宝珠は津の名工 工藤延壽の作。欄縁錺金具はだんじりの欄縁錺金具「四神文」と同一工人による 「十二支文」です。 (C)Art.Kaede |
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