ぶらり見て歩記
三重県伊賀市


09上野天神祭・本祭




薙刀鉾なぎなたぼこ

しるし:白楽天はくらくてん 上野新町










































薙刀鉾(なぎなたぼこ)


天明3年(1783)頃の創建と考えられます。

天水引幕は両面に刺繍が施されており、表面は「旭日に鳳凰・麒麟図」、裏面は
「鳥獣花樹図」です。
水引幕は「富士の裾野の巻狩図」(刺繍)。
安政4年(1857)に京都の縫師宮崎屋房三郎にて新調されました。
二番水引幕・胴袖幕は16世紀後期の「雲龍波濤文図」です。
前幕は「黄石公に張良が沓を捧げる図」(綴織)。
胴幕は菅原公千年大祭(明治35年)を記念して新調した池田桂僊下絵による
「松竹梅に飛雀・鶯図」(緋羅紗地に刺繍)。

囃子は祇園囃子で、地囃子・老松・葵・一二三・流し・上ゲ等の曲目があり、
囃子方の組織を梅香社と称しています。




しるし:白楽天(はくらくてん)


嘉永4年(1851)に翌年の菅公950年祭を記念して新造。
京都丸屋利兵衛の作。胴幕は朝鮮毛綴を用いています。
それ以前は、町名を記した大幟を町印としていたようです。




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