ぶらり見て歩記
三重県伊賀市


09上野天神祭・本祭




小蓑山こみのやま

しるし:三社之託宣さんしゃのたくせん 上野小玉町


































小蓑山(こみのやま)


曳方の法被に染め抜く、伊賀上野が生んだ松尾芭蕉の名吟
「初しぐれ猿も小蓑をほしげ也」に因んでいます。

天水引幕は「鳳凰に桐図」(緋羅紗地に刺繍)です。
水引幕は、森寛斎の下絵による「西園雅集図」(刺繍)で、嘉永5年(1852)
に新調されました。
前幕は「龍と亀図」(刺繍)。
胴幕は24孝のうち大舜(象と亀図」と楊香(虎)の刺繍で前川五嶺下絵。
貫名菘翁下絵の賛があります。
文久3年(1863)京都大丸製。
見送幕は下賜されたとの伝えもある「朝鮮通信使図」(刺繍)。

囃子は祇園囃子で、地囃子・老松・羯鼓・筑紫・三番叟・唐子・
嵐山(戻り地囃子)・獅子・一二三・流し・上ゲ等の曲目があります。




しるし:三社之託宣(さんしゃのたくせん)


剣鉾の下、飛龍と波濤の彫刻の間に小玉(分銅)を配して、皇太神・神功皇后・
春日明神の御神体を祀ります。
また、小玉町では寛延4年(1751)より七福神の練物を出していますが、
現在は特別な年次のみの参加となっています。




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