ぶらり見て歩記 | 三重県伊賀市
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曳方の法被に染め抜く、伊賀上野が生んだ松尾芭蕉の名吟 「初しぐれ猿も小蓑をほしげ也」に因んでいます。 天水引幕は「鳳凰に桐図」(緋羅紗地に刺繍)です。 水引幕は、森寛斎の下絵による「西園雅集図」(刺繍)で、嘉永5年(1852) に新調されました。 前幕は「龍と亀図」(刺繍)。 胴幕は24孝のうち大舜(象と亀図」と楊香(虎)の刺繍で前川五嶺下絵。 貫名菘翁下絵の賛があります。 文久3年(1863)京都大丸製。 見送幕は下賜されたとの伝えもある「朝鮮通信使図」(刺繍)。 囃子は祇園囃子で、地囃子・老松・羯鼓・筑紫・三番叟・唐子・ 嵐山(戻り地囃子)・獅子・一二三・流し・上ゲ等の曲目があります。 しるし:
剣鉾の下、飛龍と波濤の彫刻の間に小玉(分銅)を配して、皇太神・神功皇后・ 春日明神の御神体を祀ります。 また、小玉町では寛延4年(1751)より七福神の練物を出していますが、 現在は特別な年次のみの参加となっています。 (C)Art.Kaede |
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